JR東日本の労働組合資料にE131系で置き換える計画についての言及がありました。日光線・宇都宮線向けに活躍している205系600番台は今後置き換えになるとみられています。

JR東日本労組資料に205系置き換え計画が記載

JR東日本労組資料によりますと、「E131系の導入計画に伴う、205系の使用計画について明らかにすること」という記載があり、これは既にE131系の導入計画がJR東日本社内では公開されていて、今後205系600番台をどのように使用していくのかについて明確にしてほしいという要望に捉えることもできます。

また、205系600番台の検査限度が2021年度に検査限度を迎えることから、臨時入場・走行距離が限度を超えないような変則的な運用順序を作成することを申し入れ交渉で行ったということです。

205系600番台がE131系で置き換えられたらどうなる?

今回の申し込れ交渉の中で、べスプラで伝えている計画の内容に変更はないとしたうえで、現在宇都宮~黒磯・日光間、小金井~日光・黒磯間で運転されている205系600番台がE131系で置き換えられた場合、「ダイヤ改正で基本のダイヤを設定ざるを得ない」としており、E131系との車両性能差を考慮したダイヤが設定されるものと思われます。

また、205系600番台の検査限度については認識しており、スケジュールの明確化は共通課題としたうえで、明確になり次第現場と調整を行っていくということです。

今後、E131系の導入に伴うダイヤ改正、205系600番台の置き換えが行われると思われます。今後の動きに注目していきたいですね。

追記:2021年6月17日にE131系宇都宮線・日光線向けのほか、相模線向けのE131系についても導入が発表されました。詳しくは下記の関連記事をご覧ください。

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