JR西日本は「SLやまぐち号」の運転計画を発表しました。
今回の発表によると山口線を走る「SLやまぐち」号に使用されているC57-1号機、D51-200号機は検査・修繕実施のため、2021年9月まで運転されないことが発表されました。
「SLやまぐち号」を運転できない代わりに、「DLやまぐち号」が2021年3月から運転されます。今回は運行日程についてまとめました。
2021年3月から「DLやまぐち号」運転 時刻表・運転日
例年3月から運転されているSLやまぐち号ですが、修繕のため「DLやまぐち」での運転となります。運転区間はDLやまぐち号になっても変更はなく、新山口~津和野間で運転がされます。
運転時刻は次の通りです。
新山口駅発10時50分→湯田温泉11時05分→山口11時12分→仁保11時33分→篠目11時56分→長門峡12時02分→地福12時30分→鍋倉12時30分→徳佐12時42分→津和野12時58分着です。
津和野発15時45分発→徳佐16時07分→鍋倉16時13分→(地福は通過)→長門峡16時32分→篠目16時42分→(仁保は通過)→山口17時09分→湯田温泉17時14分→新山口17時30分着
運転日は2021年3月20日から運転開始となります。その他の運転日は3月21日、3月27日、3月28日、4月3日、4日、10日、11日、29日、30日、5月1~5日、(6月の運転はありません。)7月17日、18日、22日、23日、24日、25日、31日、8月1日、7日、8日、9日、14日、15日、21日、22日、28日、29日、9月18日、19日、20日です。
C57-1号機は現在京都鉄道博物館横の梅小路運転区で修繕中 D51-200号機も後日修繕予定
京都鉄道博物館に来たからにはSL見学は見逃せません。スチーム号はC62-2が牽引で検車場ではSL鬼滅の刃無限列車に向けて整備中の8630号機が見れました。また先日故障したC57-1も見れたので来年もやまぐち号でまた活躍してほしいですね。 pic.twitter.com/JWecWFkBNy
— deep (@deepman0325) December 21, 2020
現在、SLやまぐち号に使用されているC57-1号機は修繕のため、京都鉄道博物館横の梅小路運転区で修繕作業を行っています。今後D51-200号機も梅小路に修繕のため、回送されると思われます。
2020年は故障などでSLやまぐち号が運転できなくなり、急遽D51-200号機、DD51ディーゼル機関車によって運転される事態が発生していました。
「SLやまぐち号」に乗る人はSLを乗りに来ているのであって、ディーゼル機関車で運転するなら乗らないという人もいるかと思います。実際にJR西日本も「ご乗車を楽しみにしていたお客様・ファンの皆様にはお詫び申し上げます。」という謝罪文を掲載するくらい気を使っていることが分かります。
そもそも、SLは人を運ぶという意味では役目を終えている車両が、高い修繕費をJR
西日本は負担して今も走っているということは、感謝すべき点かもしれません。
SLが良くてDLが悪いということではなく、それぞれ良さがあると思います。2021年9月まではDLに乗車して、2021年10月以降に恐らくSLやまぐち号は復活するのではないかと思います。
ぜひ、2021年は「DLやまぐち号」と「SLやまぐち号」の乗り比べの年にしてみてはいかがでしょうか?