JR東海は名古屋~四国までのお得な乗車券「四国たびきっぷ」の廃止・発売終了を発表しました。

往復の新幹線普通車指定席の利用ができ、フリー区間内は特急列車・普通列車の自由席が乗り放題のきっぷでした。

JR東海は「四国たびきっぷ」は2021年8月8日(日)発売分をもって発売を終了します。また、2021年8月10日(火)以降はご利用いただけません。」とコメントしています。

「四国たびきっぷ」とは

四国たびきっぷ フリーエリア

今回発売が終了になる四国たびきっぷは2021年8月9日㈪まで、発売期間は2021年8月8日㈰までの「ゆき」券の前日となっています。

有効期限は5日間。有効期限中に利用できない期間があっても払い戻しなどは有効期限の延長は行いません。

発駅が指定されており、豊橋~米原、岐阜羽島、長森~下呂間、鶴舞~中津川間、八田~亀山間、下庄~熊野市間、武豊線、太多線、参宮線、飯田線の「きっぷうりば」がある駅及び、サポートつき指定席券売機設置駅で発売されていました。

料金は大人2万9330円、こども1万4660円でマイナーなきっぷでしたが、名古屋~高知間だと往復するだけで元が取れ、名古屋~高松でも往復だけでは元が取れませんが、5日間のうち1日間特急に乗車し、どこかへ出かければ、簡単に元が取れるきっぷでした。

名古屋~岡山までの新幹線普通車指定席券・乗車券とフリー区間はJR四国全線・土佐くろしお鉄道・阿佐海岸鉄道の全線に乗車できるきっぷとなっていました。

グリーン車には車内で空席がある場合にグリーン料金を支払えば可能でした。

廃止の理由は経営悪化と利用客減少か

新型コロナウイルスでJR東海の経営が悪化し、東海から四国までの乗客が減少したことも理由として挙げられるのではないでしょうか。JR東日本では経営悪化が理由と思われる割引きっぷの廃止が行われています。今後、その他の割引きっぷが廃止になるかどうかも今後注目されます。

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