8月10日、武蔵野線205系の試運転幕撮影のために多くの鉄オタが集まりました。よほど珍しいのかと思いきや実はそうでもなく、呆れの声があがっています。
府中本町が大変なことに
府中本町の駅のホーム先端の様子です。尋常じゃないレベルの人が集まっており、多くの人からは密だと言われています。この日は武蔵野南線鶴見まで東所沢電車区乗務員訓練が施行され、それが目当ての人達だと思われます。1年半ぶりの乗務員訓練で数が少なくなっている205系としてはこれが最後の可能性もあり、ここまで人が集まりました。
実際に府中本町で撮影された写真がこちらなのですが、パッと見珍しさは感じられません。この構図だと鶴見まで入線するという珍しさは関係ありませんし、試運転幕を除けばいつでも撮影できます。これには識者からは呆れの声があがっています。どこでも撮れそうな写真ですがわざわざ府中本町に集まり禁止されている脚立を使っている人もいました。
これは情報の即上げが原因ではないかという見方もあり、試運転の情報を本来知りえなかった人がツイッターなどで知り、手頃な府中本町に集まったとされています。しかしながら情報を知っていた人も多く沿線にも集まり「鶴見川クラスター」と呼ばれました。
この光景に205系なら試運転ごときでも人が集まってしまうと感じた人が多くいました。東所沢など他のエキセンにも人が集まり、危険な状態でした。ラストランが近づくにつれさらなる暴徒化が予想されます。鉄道会社としても何かしらの対策を取るのではないでしょうか。