片道なら前途無効でどこまででも乗れる私鉄株主優待乗車券や片道の運賃と料金が割引になるJR株主優待券の相場が例年より大幅に下がっています。現在の最安値やどうすれば最安値を見つけられるかを紹介します。

浅草から鬼怒川温泉がワンコイン以下

新宿のとある金券屋の販売価格です。東武線の株主優待乗車券が450円と破格になっています。非常事態宣言発令時の最安値200円には届きませんが、平年なら1000円弱するのと期限が5ヶ月あるのを考えると相当安いと思います。

東武線を例にどれぐらいお得なのかを考えます。東武線で片道最長は浅草~新藤原の1580円です。それが450円で乗れてしまうわけですから定価の約70%引きで1120円お得ということになります。

  • 小田急350円:新宿↔小田原900円なので定価の61%引きで550円お得
  • 西武300円:西武秩父・池袋↔西武秩父790円なので定価の62%引きで490円お得
  • 京急380円:羽田空港↔逗子葉山700円なので定価の46%引きで320円お得
  • 富士急650円:大月↔河口湖1170円なので定価の44%引きで520円お得

東武線以外にもこのようにかなりお得になる路線があります。

関東の主な私鉄の株主優待が安いのは実店舗だと新宿西口エリアになります。思い出横丁と呼ばれる通りに何店舗もあるのと大きな交差点を渡った先に2店舗あります。先程の価格表がどの店舗のものかは日によって価格が変わるので(1時間単位の場合もある)、公表は控えますが赤い線で示した通りに1往復して見て回れば、最安値を見つけることができます。

見て回る前にヤフオクなどでネットの相場を調べておいてもいいかもしれません。東武線の場合は「東武株主優待」と入力し、「落札相場」を選択すると大体の相場がわかります。実際にその価格で落札できるかわからないのと、送料があるので±50円ぐらいは余裕をもたせておきましょう。あくまで参考なので厳密に気にする必要はありません。

新宿西口エリアの金券ショップは経験上首都圏ではイレギュラーな在庫処分を除き一番安いと思います。コロナ第一波の時は、池袋や新橋で新幹線回数券の安売りがありましたが現在は劇的に安いといったものはありません。なので複数エリアを見て回るより先程紹介した通りを見るだけで最安値は見つけられると思います。

注意点として密集してるとはいえ、店舗によって価格差があるということです。例えばA店では450円だったものがB店では580円だったといったことはよくあります。私鉄の株優なら±100円、JRの株優だと±300円程度変わってくるので見落とさないようにしましょう。また新宿周辺にはない路線、例えば近鉄やJR西日本の株優などは現地の大阪の方が安いです。500円近く変わってくるので余裕がある人は現地での購入をおすすめします。

今回紹介した私鉄の株優の価格は全体の相場に比べて特定の店舗だけ安かった例です。またJR東日本の株主優待は金券ショップよりもネットの方が安いケースがあります。本来2020年5月が期限だった優待(コロナによる救済処置で2021年5月まで延長されている)は買取価格が現在の2020年度のものと比べて買取価格が下がっていたりそもそも受け付けていなかったりします。そのため金券ショップに持ち込むのではなくヤフオクなどで売る人が増えています。東北地方への需要が下がっているので相場も例年より大幅に下がっています。

新しい方は1枚で4割引かつQRコードがあるので自動券売機で使用可能に対して去年のものは1枚で2割引で2枚まで併用可で窓口でのみ使用可能という違いがあります。効力や4割引あたりの価格は同じなのでより安く買える旧券をネットで探すのがいいと思います。

片道の運賃と1列車の料金が4割引になる券が2000円程度で買えるので片道5000円以上かかる場合は使った方がお得です。えきねっとのトクだ値もありますが、かなり前までに買わなきゃいけない上、列車ごとに運賃が打ち切られるので一筆書きや乗り継ぎをする場合は株主優待の方がお得な場合があります。

金券ショップというとクレジットカードの現金化などあまり良いイメージがないかもしれません。ところが上手に活用するとお得に旅行ができるのでおすすめです。ただし価格はすぐに変動するので、前は○○円だったとか言うのはやめましょう。

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