2019年6月15日付で除籍された189系N102編成ですが長野総合車両センター廃車置場に移動されました。
幅広い年齢層に人気だった国鉄型特急
かつては上野から長野まで特急あさま号として走っており運用離脱後も臨時列車として活躍した189系N102編成。ホリデー快速富士山が189系で運転されていた時は手軽に乗れると満員でデッキまで人で埋め尽くされていました。ホリデー快速富士山の運用を離脱してからも2018年度まではムーンライト白馬やおはようライナー、中央線特急の臨時列車として運転がされていましたが2019年3月のダイヤ改正ですべての運用から離脱、2019年3月28日にラストランを迎えてしまいました。
除籍後しばらく放置していたものの廃車置場に移動
除籍されてからもしばらく放置されていたためどこかに譲渡するのではという声もありましたが、2020年1月31日に車両を解体するための廃車置場に移動されてしまいました。これには多くの鉄オタから別れを惜しむ声があがっています。
過去に廃車になった189系M51編成などは部品が一般販売されたことから今回も同様だとは思いますが保存されている車両を除けば最後の189系ということでかなりの人気が出るのではないでしょうか。また同じ国鉄型特急である185系も特急踊り子号からの引退が決まっています。