近鉄は2021年7月3日から実施するダイヤ改正(ダイヤ変更)で下市口行き特急が爆誕することが発表となりました。運転される際に支障はないのか、南大阪線・吉野線ローカルはどう変わるのか掲載しています。
平日のみ1本運転 下市口行き特急
「下市口行き特急なんて運転して大丈夫なの?方向幕はちゃんとあるの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。ご安心ください。きちんと下市口行き特急の方向幕は少なくともさくらライナーには準備されています。他の特急車でも恐らく準備されているものと思われます。今まで珍しい行先表示でしたが、7月3日以降は珍しくなくなりそうです。
ただ、下市口行き特急の自動放送があるかは微妙ですね。緊急時に備えて収録されている可能性もありそうです。
ちなみにこの列車は元々吉野行き特急として運転されていたもので、運転区間が短縮されることになります。
下市口行き特急 時刻表
駅名 | 時刻 |
大阪阿部野橋 | 22時40分発 |
古市 | 22時56分発 |
尺土 | 23時08分発 |
高田市 | 23時11分発 |
橿原神宮前 | 23時18分発 |
飛鳥 | 23時21分発 |
壺阪山 | 23時24分発 |
吉野口 | 23時33分発 |
福神 | 23時38分発 |
下市口 | 23時44分着 |
そのほか、ローカル区間急行橿原神宮前行きは普通吉野行きに化ける?連絡?
今回のダイヤ改正で区間急行の列車が増加することになります。区間急行吉野行きが運転されることを期待していた人も多いかと思いますが、残念ながら橿原神宮前行きのみとなります。これは区間急行吉野行きを運転してしまうと、「表示する幕」が無いため、新しく追加しなくてはならなくなります。
このため、区間急行橿原神宮前行きとして運転しつつも、橿原神宮前からは吉野行き普通として運転を続行するのではないかと思います。(いわゆる化け)ただ、時刻表上の話なので、もしかすると区間急行に連絡する形で橿原神宮前⇔吉野は折り返し運転になっているかもしれませんね。
ダイヤ変更後は、「下市口行きの特急が参ります」とか「橿原神宮前行き区間急行が参ります。この列車は途中橿原神宮前で吉野行き普通に連絡します。」とか放送を聞いてみたいですね。