11月3日、名鉄1700系1702Fの引退が迫り一部の鉄道ファンが法律違反をしてまで無謀な撮影をしました。前面展望を撮影していた人がその様子を捉えました。
デッキで大暴走に線路内侵入
名鉄1700系を巡っては先日鉄道ファンと見られる子供たちがミュージックホーンを聞くためにデッキに集結し、物議を醸しました。一般の人もいる中での迷惑行為にルールを守っている鉄道ファンからは「引退前になってから集まるのは本当のファンではない」と冷ややかな声があがりました。
1700系は1701Fと1702Fが最近まで残っていたのですが、1701Fが引退し残り1本となった次の休日になって急に騒ぎになりました。今まで撮る機会はいくらでもあったのに、直前になって騒ぎ出すいわゆる葬式鉄と呼ばれる集団が、最近では目立っています。日中の特定の便にのみ集中をし、夕方以降は全くファンの姿が見られない便もあり、不可解な行動に謎は深まるばかりです。
デッキで云々というのは非常識極まりない行為ですが、マナー違反の範疇に留まっていました。ところが走行している車両を線路内侵入に侵入して撮影をする危険な撮り鉄も現れてしまいました。
前面展望を撮影していた「ななしてつ【NH02】」さんによると、デッキでのマナーが問題になったのと同じ列車の150号に乗車しており、犬山線の布袋から石仏間を走行中に、線路内に侵入をし撮影をする撮り鉄と見られる2人組を見つけたとのことです。
幸いにも事故や列車の運行には支障が出ませんでしたが、当然ながら運転士がイラついているようだったようです。
鉄道営業法違反という犯罪を犯してまで撮影をした写真に何の価値があるのでしょうか。自らの犯罪を暴露することになりますから表には出せませんし、自分自身で見る時に罪悪感は感じないのでしょうか。