185系の臨時列車として運行された「鎌倉あじさい号」で鉄道ファンによるトラブルが相次ぎました。

目次

鉄道ファンにより車内では悲劇が

週末に複数日にかけて運行されていた「鎌倉あじさい号」が最終日を迎えました。引退間際の185系が鎌倉駅~青梅駅という珍しい経路を走るので、鉄道ファンを中心に人気の高い臨時列車でした。

特に横浜駅~立川駅では大回りが成立するので、安くネタ列車に乗りたい学生が多く乗り込み同区間は満席となりました。この臨時列車は観光向けに設定されており、実際に鉄道ファン以外にも観光客が多く乗っていたのですが、トラブルが発生してしまいました。

185系には今となっては貴重な鉄道唱歌のチャイムが設置されており、それを録音するために鉄道ファンがデッキに押し寄せ混乱が生じました。デッキが鉄道ファンで溢れかえり、静粛性が著しく損なわれた他、トイレや通り抜けができない状態になってしまいました。

重大事故に繋がる危険行為も

また悪い意味で恒例となりつつある、窓から車外に手を出す「手出し」も目撃されています。以前から185系臨時列車ではわざわざ「歩き回っての撮影」と「窓から手や物を出すこと」を禁止する放送が繰り返しされていました。

ここまでしても鉄道ファンによるトラブルが絶えない状態ですが、もうすぐ引退ということでやったもの勝ちなのでしょうか。

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事