今回紹介するのは「東武鉄道南栗橋駅」。東武鉄道の車庫がある駅で、東武鉄道から東京メトロ半蔵門線・東急田園都市線に直通する一部列車と日光方面から来た列車が終着駅になる一大拠点の駅となっています。

この東武日光線南栗橋駅では「日本一撮り鉄に厳しい張り紙」がされていると話題になっています。

なぜ日本一撮り鉄に厳しい駅になってしまったのでしょうか?

「日本一撮り鉄に厳しい」東武日光線南栗橋駅 背景には撮り鉄の酷すぎるマナー

「鉄道愛好家の皆様へ」という題名から東武鉄道のメッセージが書かれています。

その張り紙の文章は以下の通りです。

東武鉄道南栗橋駅に掲載されている張り紙

東武鉄道をご利用いただきましてありがとうございます。

昨今、東武線や他の鉄道会社線の駅において、

  • 駅係員の注意・警告を無視してホーム上の危険な撮影
  • 他のお客様の迷惑となるホーム上の場所取りや係員への罵声

を行う愛好家の皆様が多くいらっしゃいます。

当駅では点字ブロックの内側であれば、三脚などの使用は可能でしたが、「駅係員の注意喚起を無視し、撮影する鉄道愛好家」が多数散見されるようになりました。

このため、当駅としても安全運航の妨げになると判断せざるを得ません。

よって当駅では列車撮影をする際の「自撮り棒、一脚、三脚、脚立などを使用しての撮影は終日禁止といたします。」※夜間に撮影する場合も【手持ち撮影】のみとなります。

また、自撮り棒、一脚、三脚、脚立などを使用を発見した場合で手持ち撮影を行っている場合でも駅係員が危険と判断したときは「撮影までの待機時間・撮影位置に関わらず、直ちに撮影を中止していただきます。」

※係員による三脚などの使用許可は一切ございません。予めご了承ください。

安全運行に皆様のご理解、ご協力をお願いいたします。

「撮り鉄が駅係員の指示に従わない」から撮影が禁止になってしまったのは悲しすぎる なぜ自分で自分の首を絞めていることに気が付かないのか?

東武鉄道の南栗橋駅では「撮り鉄が嫌いだから撮影を禁止」というわけではなく、「駅係員による注意・指示に従わないから」というのが理由と明記してあります。(鉄道愛好家と書かれていて撮り鉄という表現は文中では避けている)

駅係員の方からすると「列車の安全運行を維持すること」がお仕事ですし、危険な撮り鉄行為を黙認してしまうと事故が起きた場合は駅係員の方の責任になってしまう場合があるので、禁止するのは「当たり前」のことです。

本来は撮り鉄が事故を起こしても自己責任だと思いますが、現実には駅係員の責任が問われる場合があり、事故の対処で列車が遅延・運休をして、他社線への振替輸送の費用が掛かり、さらに乗客に迷惑がかかるのは鉄道会社としては大きな損失になってしまいます。

「ルールを守れば撮影してもいいよ」という駅員さんも駅によればいらっしゃることもあると思いますが、そうした結果「撮り鉄罵声大会」によって「好意」が裏切られる形になってしまった今回の事案は、非常に悲しいですね・・・。

今回迷惑行為を行った人はなぜ自分の行為で「撮り鉄のイメージを悪くして、趣味をやりづらくしている」ということに気づかないのでしょうか?

同じ鉄道ファンからも「撮り鉄ではなく屑鉄(くずてつ)だよね」「そういうやつらを鉄道愛好家とは言わない」という迷惑撮り鉄を非難する声が上がっています。

全国各社で「撮り鉄」による鉄道会社によるトラブルが発生

張り紙の中に「昨今、他の鉄道会社での他のお客様に迷惑がかかる行為」との記載がありますが、現実にそういった行為が発生しています。

また、撮り鉄の「キセル乗車」などの犯罪行為は悪名高く鉄道会社も改札機への対策改札での係員への切符を確認するなど対策が行われています。

ルールを守っている「撮影を趣味とした鉄道ファン」が肩身が狭くなってしまい、真面目に撮り鉄をしていた方が「趣味を去っていく」現状も問題となっています。

撮り鉄の悪質な行為・犯罪行為は世間から鉄道ファン全体が悪く見られてしまう一端ではないでしょうか?

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