高架にも関わらず線路内に侵入し撮影をした4人組の撮り鉄が話題になっています。ところがその様子をツイッターに載せた投稿者が鉄オタの標的になってしまいました。一体何があったのでしょうか。
撮り鉄ではなく投稿者が批判されてしまう

線路内に侵入しカメラを構える撮り鉄4人組の姿がツイッターで話題になっています。よく見ると高架なので保線用の通路から不正に侵入したと思われます。投稿者によるとJRには報告済みで撮り鉄はその後逃走したとのことです。
こういった話は日常茶飯事にあり法律違反の撮り鉄には厳しい声があがるのですが、今回は何故か投稿者にも批判が集まっています。一体どういうことなのでしょうか。
この投稿で自分の首を絞めてるとも知らないとは(嘲笑 https://t.co/GTUHy93MEC
— どこか遠くの人 (@dokokatokuno) September 4, 2020
ほらほら見て見て!迷惑な奴いる!僕ちゃん通報した偉いでしょ! https://t.co/F7JWLAShdC
— 鉄道会社被害者の会 (@domo_XVideos) September 4, 2020
晒す必要まではないだろこれ https://t.co/rvcTtovuD9
— ISO野 (@minahuku719) September 4, 2020
一部の鉄オタからは晒した方も悪いとの声もあがっています。晒したことを「偽善」「承認欲求の塊」と非難したり、線路内侵入した撮り鉄ではなく投稿者が鉄オタの評判を落としていると主張している人もいます。
確かに晒してなにになるのかという指摘には一理あると思います。抑制力になるとされていますが具体的な効果ははっきりとしていません。ところが事実を報道することによって印象が悪くから報道するのが悪いといった誤った見方をする人が多く目立ちました。
不祥事を起こした人は直接注意できないから報道する人を批判して事実を隠匿したいようです。最近テレビでも不祥事が報道されそういったことに敏感になっているのだと思われます。
例えばとある企業がなにか問題を起こすとします。それが報道され世間からのイメージが下がったとして「報道したからイメージが下がったんだ!」と怒る人はまず居ないでしょう。ところが鉄道界隈は少し事情が違うようです。
度重なる線路内侵入や撮影マナーで鉄オタの印象は間違えなく悪くなっています。問題を起こした人たちには注意ができない、あるいは効果がないからといって指摘をした人を叩いて隠そうとするのは逆効果に思えます。しかし現状ただ単に事実を伝えているだけなのにあたかも鉄オタを陥れているといった捉え方をされてしまうのです。