2021年7月3日、前代未聞の事態が発生しました。東海道新幹線大雨の影響で線路構造物の安全確認を行うため、終日運転見合わせとなりました。

東海道新幹線が「ダイバート」実施 東京駅・新大阪駅に引き返し運転へ

ダイバートとは飛行機で目的地に行けないために目的以外の場所に着陸することを言いますが、今回東海道新幹線でその自体が発生してしまいました。つまり、前代未聞の「新幹線版ダイバート」を行うということです。

引き返す内容としては小田原~熱海間の大雨の影響で土砂崩れ・土石流が発生しており、この東海道新幹線付近でも「安全の確保ができないことから決定した」と東海道新幹線車内放送で案内されています。

小田原~熱海間が不通となっているため、下り列車は新大阪方面・上り列車は東京方面に行くことが出来ません。

そのため、東京~小田原へ止まっている列車は東京駅へ引き返し運転を行います。三島~新大阪間に停車している上り列車は新大阪駅に引き返します。また、山陽新幹線から直通してきた列車は名古屋行きのみ新大阪より先名古屋まで運転。(名古屋止)。その他の行先は新大阪止まりとなります。

追記:4日は通常通り運転を行っています。

ダイバート対象の新幹線(下り列車・東京駅へ目的地変更)

こだま807号三島行き(東京駅発車前のため、運休か)

のぞみ257号新大阪行き

こだま755号名古屋行き

のぞみ109号広島行き

こだま805号三島行き

ひかり661号新大阪行き

のぞみ107号岡山行き

のぞみ105号広島行き

こだま753号新大阪行き

ダイバート対象の新幹線(上り列車・新大阪駅へ目的地変更)

ひかり518号東京行き(三島駅で運転打ち切り)→折り返しひかり523号として運転

のぞみ46号東京行き

のぞみ118号東京行き

こだま746号東京行き

ひかり662号東京行き

こだま748号東京行き

のぞみ48号東京行き

ひかり520号東京行き

のぞみ50号東京行き

こだま750号東京行き

こだま752号東京行き

のぞみ52号東京行き

のぞみ450号東京行き

ひかり664号東京行き

のぞみ54号東京行き

ひかり522号東京行き

こだま754号東京行き

のぞみ252号東京行き

こだま760号三島行き

ひかり666号東京行き

のぞみ58号東京行き

こだま754号三島行き

新大阪停車中のぞみ252号は名古屋行きのため名古屋まで運転。

【史上初か】東海道新幹線のダイバートは10年ぶり

東海道新幹線でダイバートが行われるのは2011年12月18日以来約10年ぶり起こる出来事となりました。

17日午後11時ごろ、東海道新幹線で停電があり、静岡―新富士間で上りの新幹線2本が緊急停車した。

JR東海によると、博多発で最終の東京行き「のぞみ66号」(乗客約900人)と、新大阪発三島行き「こだま692号」(同約200人)。停車は18日未明まで2時間以上にわたって続いた。2列車は静岡駅に引き返す予定。

東海道新幹線、停電で上り2本ストップ 日経新聞 2012年12月18日記事より

ただし、これは東海道新幹線内の停電によって、途中の静岡駅まで折り返しで、下り列車は既に営業運転を終えていました。

そのため、今回上下線とも東海道新幹線が不通となり、それぞれ東京・新大阪へ引き返す事例は史上初の出来事と思われます。

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