1月18日、大勢の鉄道ファンが試運転列車撮影のため、脚立や肩車でホームにある安全柵によじ登る事件がありました。
非常識すぎる光景にあ然
Originally tweeted by プリキュ@トロ.プリ過激派 (@nekolovercat) on 2022年1月19日.
京急1000形1890番台の試運転を撮影するために、大勢の鉄道ファンが暴走しました。京急品川駅では、黄色い線の外側で脚立を使う鉄道ファンが集結し、大きな混乱がありました。
Originally tweeted by 鉄分不足@劇場版SAO強化月間 (@ST345M) on 2022年1月19日. 鉄道ファンのイメージ
脚立自体使ってはいけないのですが、安全柵に登る鉄道ファンの姿も多数見られ危険な状態でした。この状態を鉄道会社は止められなかったのでしょうか。
試運転の情報は、公式には公開していませんが、内通者や過去の実績があるので鉄道ファンがそれをあてに勝手に湧いてきます。
京急電鉄は鉄道ファンの迷惑行為があったことを認め、「駅員は、鉄道ファンらが集まっているとの認識はありましたが、間に合いませんでした。終わった後では、注意しようがなくできませんでした」とコメントしました。
動画を見た高松琴平電気鉄道は、「点字ブロックはあけておいてください。視覚障がい者の方は点字ブロックを頼って移動しています。とツイートしました。」
京急電鉄では仕事などで使う人が居るので、脚立を持ち込み禁止にはできないとのことです。今回のような使い方は禁止なのですが、駅員が忙しい隙を突かれたということです。他の鉄道会社や駅でも、使用を禁止にしている場所もありますが、完全には統一されていません。鉄道ファンによる迷惑行為が続けば全ての場所で禁止になるのではないでしょうか。
いつまでも「マナーが悪いのは一部だけ」とは言い逃れできなくなってきました。注意して大怪我を負わされたといった事件もあるので、鉄道ファンには安易に手が出せないのが現状です。