目次
はまかいじは2018年に廃止になるのか?
はまかいじ廃止の可能性 横浜駅ホームドア設置の関係で
現在、横浜から松本間で運転されている臨時の特急列車はまかいじ。
横浜線の3・4番線ホームにホームドアが設置される関係で185系が入れなくなり、廃止の可能性が高まっている。
中には車掌さんから話を聞いた人もいるとのことで、可能性は高そうだ。
廃止にならなくとも始発駅が変更になる可能性
先述の通り、横浜駅をはまかいじは使用できなくなる。
よって運行をする場合、始発駅の変更が必要になってくる。
では、もし始発駅になるとすればどこが選ばれるか。
一つは東神奈川駅である。
東神奈川駅は現在はまかいじが保安装置を切り替える関係で運転停車を行っている。
よって横浜駅を通過ないし運転停車に変更するだけでダイヤはそのままに運行ができる。
また、横浜駅から最も近い駅で乗客に対して影響が少ないものと思われる。
可能性はもう一つはたぶんないとは思うが町田駅だ。
現在はまかいじは町田駅で先行を走る普通列車と連絡する。(定期の普通列車だがはまかいじの運転がなくても町田駅で3分ほど停車する)
よって、はまかいじを町田始発にすればいいのではと考える。
町田始発にするのであればこの普通列車の前にはまかいじを走らせて町田で連絡させるのも手かと思う。
もちろん、横浜から町田まで回送列車で運転するわけなのでロスは大きいと考えられ、東神奈川始発の方が望ましい。
始発駅を変更したらどうなるか?
現在横浜駅からはまかいじは出発している。
もし始発駅変更となれば横浜駅で始発駅が変更になったはまかいじを使う場合、切符の販売時に始発駅を変更した旨を伝えるが、その場合乗客がほかの交通手段に変更する可能性がある。
間違いなく利用客の減少につながるだろう。横浜駅始発の列車ということが大きな意味があると思うからだ。
そもそもはまかいじは必要なのか?
一番廃止にするかしないかのポイントは利用価値があるかどうかである。
もちろん、乗り換えなしで横浜から松本までいけるのは大きなメリットだ。
またスーパーあずさに比べ停車駅が多いのが特徴だ。(勝沼ぶどう郷など)
しかし、今回の横浜駅のホームドアの設置でその大きなメリットが失われることになる。
はまかいじ廃止となれば横浜発のブドウ狩りの旅行商品が設定できなくなるが、そのための人員やコストの方が上回るかもしれない。(そもそもの利用客数がどれくらいかはわからないが低調のように思う。)
もし、始発駅が変更で運転が継続したとしても
- 乗換回数が横浜線の普通列車を使っても1回しか変わらないこと
- 特急料金が八王子と横浜から乗った場合比較しても特急料金が220円しか変わらないこと(JRにとってそれだけの利益にしかならない)
- 所要時間がスーパーあずさに乗っても変わらないこと(停車駅に違いはある、スーパーあずさの止まらない停車駅に行く人は利用価値があるが、需要がそこまであるのか?)
- 八王子からはまかいじの10分前にスーパーあずさが走行している。(八王子から松本や塩尻へ急ぐ人は利用しない)
- 運行を継続したとして集客が望めるのかどうか?(はまかいじは空席が多いときもあったように思う)
- そもそも運転日が少ない臨時列車である(2017年の年末年始は12月30・31日・1月2・3日のみの運転である)
結局、はまかいじは廃止?それとも継続?
個人的には継続してほしいが、JRとしては廃止にする可能性が高いと思う。
その理由としてもともとそこまで乗車率がすごく高く人気の列車というわけではない。
果たして横浜から松本まで行く人がどれだけいるかというのも疑問である。
横浜には東急東横線があり、新宿へ行けば松本行きのバスが3000円程度の料金で出ているためそちらの方がもしかすると安く便利で快適と思う人もいるかもしれない。(所要時間はスーパーあずさと同じくらい)
⇓この記事に新宿から松本の高速バスについても記述しています⇓
ぜひ、はまかいじについて思うことがあったら是非コメント欄に書いていってほしい。(適切な質問であればすべてお答えします)
それではまた。